2009年5月11日月曜日

タワーブリッジの事故


今日の午後、ロンドンの観光地のひとつ、タワーブリッジで事故がありました。
エレベーターが3メートルほど上がったところで、急に落下したそうです。
スペインからの観光客が数人、骨折などの怪我を負いました。

タワーブリッジはヴィクトリア時代に作られた橋で、もう100年以上ここに架けられています。
その当時のロンドンの、実質、港であったロンドン橋の東側を遮ることのないように跳ね橋になっています。
なおかつ徒歩で渡る人たちに便利なように、エレベーターで上部にあがって橋の上下にかかわらず、テムズ川をわたれる様に工夫されています。
現在は端の内部は博物館になっていて、橋の仕組みやビクトリア時代の建築に関していろいろ学べるようになっています。上階に上がるとこんな感じ。ロンドンが見渡せます。
この写真は今年の3月に撮りました。
私は1年に4-5回訪れます。

北側のエレベーター(今回の事故のあった所)からこの上階に上がって、眺めを楽しんで、南側は階段で降りていきます。
そして少し離れたところにあるエンジンルームを観て、お土産物屋さんでツアーは終わり。

頻繁ではないけれど、たまに行くところなので、ちょっとびっくりしました。
それにしても3メートル程度のエレベーターの落下で骨折することもあるんですね。
もし上階近くまで上がっていたら、と思うと結果にぞっとします。
安全管理の調査が入るそうですが、大事になる前でよかったと思います。

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