2010年7月25日日曜日

サンセバスチャン

ルイローバの村のおうちで、のんびりと1週間息抜きをした私達の、次の目的地はサンセバスチャンです。

サンセバスチャンは北スペインでもかなりフランス寄り。
多分20分もドライブすれば、フランスには入れるんじゃないかな?

実は今回のホリデーの目的のひとつが「ヨーロッパ1の食い倒れの町(ホントか?)」サンセバスチャンを訪れることなんです。
テレビのお料理番組で、スペインの旅行記を見て、ティムちゃんも私も「もうここに行くしかない」って気持ちになりました。

今回はイギリスから自家用車でフェリーを使ってスペインに来ました。
旅行の一月前に本格的にメンテナンスをして、準備万端整えたはずなんですが、ルイローバの村で「エンジンの調子が悪いのでは?」と思わせるようなことがあったのです。
私は運転しないので、どこがどうとはいえないのですが、ティムちゃんが「なんかおかしい」って。

一月前に本格的なメンテをしたのには理由があって、ティムちゃんがロンドンでドライブしていた時に、なんだか変と思ったからなんです。
すぐにメルセデスのガラージに持って行って、調べてもらったらギアオイル(?)が少し減っているだけで、どこもおかしくないと言われました。
でも外国でドライブなので、ちょっと早めだけど、きちんとサービスしてもらうことにしました。
ついでにドライブ中にI-PODが聴ける様にステレオを取り替えたり、出来ることは全部やったつもりなのですが。
やっぱり古いからかな?
10年前のモデルです。
日本ではきっと、10年前の車なんて誰も乗らないんでしょうが、イギリスではそんなに気になりません。
しかもマイレージだってまだ7万以下なのに。

「なんかおかしい」というのは困りものです。
ちゃんと壊れていれば(笑)どうにかできるのですが、普通はなんともないんです。
でも一度、アクセルが上手く利かなかったんですって。
運転をしない私は「だから?」ってカンジなんですが、ティムちゃんはもし同じことが高速道路で起こって、すぐ後ろに大きなロリーがいたら、死んじゃうかもしれない、なんて脅かします。

多分ね、ティムちゃんはサンセバスチャンまで運転したくないんだと思います。
この間桃太郎君をビルバオの空港まで送っていった後に、初めてサンセバスチャンまでの距離がわかったらしいのです。
ティムちゃんは地図を見ません。
そこでいつも私がナヴィ役です。
ティムちゃんが長いドライブが嫌いなのを知っているので、私はいつも所要時間を短めに言う癖がついています。
サンタンデールからビルバオまでドライブしたときも、1時間半くらいだとは思ったのですが、100kmくらいだから45分かなーとか。
でも運転したいとかしたくないよりも、実際スペインの高速道路は、イギリスよりも運転が荒いと思います。
もし、本当に事故が起こったら大変なので、困ってしまいました。
サンセバスチャンをあきらめる?

まさかね。

そこでいろいろな方法を考えた結果、スペイン最終日に泊まるホテル(サンタンデールから30分くらいの田舎)に車を止めて、タクシーでサンタンデールまで移動、そこから長距離バスでサンセバスチャンまで行くことにしました。
調べてみると、ALSAから1日2本「スーパープラス」というバスが出ています。
普通のバスも入れると1日10本。
スーパープラスは特急バス。
停車場が少なく、車内も通路を挟んで1席と2席でゆったりしています。
これでサンセバスチャンまで往復することにしました。

車内はこんなカンジ。
予約が必要です。車内サービスは、国内便の飛行機くらい。
音楽と、スナックと飲み物。
ジャックも音楽を楽しみました(笑)所要時間は2時間25分、早いです。
町について早速バーに行きました。
私は赤ワイン、ティムちゃんはビール。
これは初めて見たビール、何と6%以上あります。
ワインとビールでたったの3ユーロ。
うーんきてよかった(笑)お散歩の途中で見かけた大聖堂。バーもたくさんあるし、海辺で開放的な雰囲気もある一面、こういったバナーを見るとここは「バスク」なんだなぁと実感します。
街中でも北アイルランドのような落書きをたくさん見ました。
さあ1週間、グルメ・バルのレポートです!
お楽しみに!!

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