2011年4月4日月曜日

母の日

昨日は母の日でした。
英国では、母の日はキリスト教のカレンダーとのかかわりがあるので、イースターのように毎年日にちが変わります。

去年は何をしたんだっけ?
そう思ってブログをみてみると、ちょうど桃太郎君が入院したりしていた時でした。
今だから言えるけど、病院でレントゲンを取った時、気胸なんてはじめて聞く言葉で、症状を説明された時には、このまま死んじゃったらどうしようと思っていました。
去年の母の日は3月だったから、あれがもう1年以上前なんて。

桃太郎君は、日曜日には剣道のお稽古なので、おうちにいるわけではないので、昨日の午前中、私は、例のチャリティーツアーに出かけました。
結局「英国公認日本語ガイド協会」では、震災後1ヶ月にあたる4月11日まで、毎日ツアーを行うことになりました。
その後も、定期的に長続きさせようと考えていますが、細かいことはもっと話し合う必要がありそうです。
わたしは全部で6回ツアーを行いました。
昨日が、この第一期の、とりあえずは最後のツアー。
ベイビーとお父さん、お母さんの3人でご参加いただきました。

震災以来、いろんなことを考えるのですが、特に、些細なことにも感謝できるようになりました。
以前だったら、普通だと思って特に意識しなかったり、散漫に考えていたことのひとつひとつが、ありがたいと思えるようになりました。

おうちに帰ってきたのはお昼過ぎ、ティムちゃんと桃太郎君は、私が豪華なお昼ごはんかお夕飯を期待していると思い込んでいたので、
「おうちで3人揃って、スパゲッティーか何か、シンプルなものを食べたい」というと、はじめは信用してくれませんでした。
桃太郎君にもプレゼントは何もいらないと言っておいたので、お花も何もなし。

でもね、桃太郎君、私の絵を描いてくれました。
ささっと時間もかけずに描いた様なのが、簡単に見て取れます。
「もっと時間をかけて、きちんと描いて頂戴」
そういってもよかったのですが、こんな団欒を持つことの出来ない、日本の人たちもいるかも知れない、そう思うと文句よりも、やっぱり「ありがたい」と思いました。
・・・でも、こうやって見ると、やっぱりもうちょっときれいに描いて欲しかったな・・・(笑)

お夕食の後は、おうちでみんなで映画を観ました。
「Red」という作品で、面白かった。
痛快アクションって感じです。
私はブルース・ウィルスが結構好きです。
この映画はヴァイオレントだけど、勧善懲悪、チャンバラっぽくて、スピード感もあるからお勧めします。
桃太郎君が選んだんだけど(銃撃戦がイヤでなければ)家族で楽しめます。

2 件のコメント:

のび太 さんのコメント...

素敵な絵ですね。上手いです。
私も最近ちょとしたことでも感謝しています。例えば剣道の稽古ができることもありがたく感じています。

miki bartley さんのコメント...

のび太さん、こんばんは。
桃太郎君、本当はもっと上手です(親の私が言うのもなんだけど)でもやる気が出ないときって、適当に描いてしまいます。
この絵でいいのはラグビーシャツだけ。
顔なんて、全然特徴もないし、はっきり言って、すごく不満足(笑)
デモね、文句を言うと、描くことがイヤになるかもしれないので、文句は言わずじまい。
褒めてのばすタイプなので。
けなしてやる気がでるタイプだったらよかったのに(笑)