2011年11月16日水曜日

ダヴィンチ展

ロンドン、ナショナルギャラリー(国立美術館)で現在開催中の、レオナルド・ダ・ヴィンチ展に行ってきました。
副題に「ミラノ宮廷での画家」と謳われているように、レオナルド・ダ・ヴィンチがミラノで宮廷画家だった時代の作品が主に展示されています。
これは、建物の正面。正面から見て左手に、セインツブリー館という新館があります。
有料の特別展示は、普通こちら側で行われます。
前売りチケットは完売。
当日券も用意されているとウェブサイトに書かれていました。
「10時から売り出します」
この写真は10時10分過ぎ。
すごい行列でしょう?
建物の奥行きで行列が折り返して、玄関前まで。
チケット売り場には3人の担当がいましたが、一人にかける時間は数分。
なかなか行列は進まないようでした。


個人的には、普段パリのルーブルに飾られている「岩窟の聖母」と、ロンドンNGの「岩窟の聖母」が同じ部屋に向き合っていたのが壮観でした。
そのうち記事を書くことにします。

それから世界的に有名なミラノの「最後の晩餐」ですが、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いて20年後に別の画家によってコピーが作られています。
オクスフォード大学のカレッジ内に展示されているこの作品も、今回の目玉のひとつです。
修復がされたといっても本物の傷みは相当なものですが、こちらのコピーでは、本物ではすでに見ることのできないキリストや使徒達の足元や、食卓の様子、各表情などがよくわかります。
また、同じ部屋に、彼のスケッチなども並んでいるので、準備段階から想像できて、とても楽しかったです。
とりあえず、折角なので、以前書いた最後の晩餐の記事をリンクしておきます。

並んでも十分見に行く価値はあると思います。
開催は11月9日から12年2月5日まで。
もちろん日によるのでしょうが、昨日は帰り(12時過ぎ)には100人弱並んでいるだけでした。
多分人数を数えて、整理券みたいにしたのかもしれない。
朝はゆうに300人くらいいたから。

2 件のコメント:

かんとく さんのコメント...

Mikiさん
こんばんは。この展覧会、とっても期待してます。12月上旬のチケットを予約してます。当日券はどのくらい出るか、ご存知ですか?前売りを取り損ねた友人に聞かれたので・・・

miki bartley さんのコメント...

かんとくさん、こんにちは。
わーチケットお持ちなんですね。
ぜひ楽しんできてください。

当日券の数は知りません。
でも午後にのんびり行ったら、多分手に入らないんじゃないかな?
10時には並んでいるつもりでないと、待ち時間がすごいかもしれない。

イヤフォーンガイド(4ポンド)は英語だけでした。
展示の入り口(セインツブリー館の方のみ)で、水色の冊子(無料)が用意されていました。同じものがNGのサイトから無料でダウンロードできるので、ざっと見て、意味のわからない単語や名前など(日本語名と英語前とラテン語名で結構違いがあるから)は事前にチェックしたほうがいいかもしれません。