2012年11月1日木曜日

グロヴナーホテル

今回お勧めするホテルは、チェスターのグロヴナーホテル(リンクします)です。
他にも同じ名前のホテルがありますが、正真正銘グロヴナー家が持ち主なのはここだけ。

爵位で言った方がわかりやすいかな?
グロヴナーさんは、ウエストミンスター公爵です。

そう、ロンドンの高級住宅地ベルグレイヴィアの地主。

場所柄たくさんの大使館や領事館の地主でもあるわけ。


近々、ロンドンのグロヴナー広場にある、アメリカ大使館が移転します。

他人の土地である場所に建っている大使館がイヤなのが移転の理由とか・・・?

本当かな?

現在グロヴナー広場に面している、アメリカ大使館を建てる時(1960年代)に、
アメリカは、建設予定地を売ってくれってグロヴナーさんに言ったらしいです。

でも、独立戦争の時に領地だった、ヴァージニアを没収されてしまった恨みがあるので、
(18世紀のお話・・・ちょっと古くない?)
売るのは嫌だといって、今でも土地はリースになっているそうです。

デモね、その前のグロヴナー広場は、ルーズベルトさんの記念にってポンと寄付しちゃってます。


ステキなベッドの上で、ジャックもうれしそう。
おうちでは私の枕元にいつもいるジャック。
出張には必ずついて来ます。

私がいない間に、お部屋を歩き回っていることもしばしば(笑)

チェックインして、ジャックを荷物から出しておくと、時々、勝手にベッドに移動していたりします。

このグロヴナーでも、サイドテーブルに置いたはずだったのに、
お夕食から帰ってきたら、ちゃんとベッドに横になっていました。


バスルームはこんな感じです。
アメニティーはプランテーション・ロンドン。
以前はモートンブラウンだったそうですが、最近どこのホテルでも見かけるので、替えたそう。
そういえば、モートンブラウンはよく見かける。

ホテルだけじゃなく、レストランのお手洗いのソープとかローションとかも。
他との差別化って、こんな小さなところにも表れるんだって感心。

ベッドも最高級のものを使っているそうです。
実際、寝心地は抜群。
私は普段から眠りが浅いのですが、このグロヴナーではぐっする眠ることができました。



さて、このグロヴナーにはミシュランの星付きレストランがあります。
残念ながら、私たちの泊まった日曜日はお休み。

そこで、もうひとつのカジュアルなレストランで、お夕食をいただきました。

入り口はバーになっています。
総勢8人で、しかも女の子ばっかり。
4日も寝食を共にすると、だんだんどんなものが好きだとか、わかってきます。

このバーでみんなでシャンペンを飲みながら、何を食べようか相談しました。


で、用意が整ってからテーブルへ移動。
このレストランは、ブラッセリーという名前の通り、気軽にごはんが食べられるところ。
だけど、メニューも味も本格的です。

何を食べようか散々迷った挙句、生牡蠣にしてみました。
レストランではヴィネガーやシャロット入った特製ソースが出されるのですが、私はレモン派。
凝ったものが食べたくないときには、生牡蠣か、小さなサラダを注文することが多いです。

でも、他の人のお皿が次々に現れると、あっ、そっちの方がおいしそうなんて(笑)
これはスモークサーモン。
Severn and Wye smoked salmon
Kiln roast, vodka Chantilly, pumpernickel, lemon jelly

こんな盛り付け、今度おうちでもやってみよう。

これはテーブルを担当してくれたジョッシュ君です。
キチンとフォーカスできてなくってごめんね。
デモね、ジョッシュ君の写真の腕よりは随分マシ(笑)

実は、最後の夜ということもあって、テーブルみんなでの写真を彼に撮ってもらったのです。

何枚かお願いしたのに、全てボケボケ(爆)
携帯の電話は癖があるので、理解できなくはないけれど、普通のカメラのも惨敗。

ま、写真を撮るのは彼の仕事ではないわけで。
ウェイティングスタッフとしてはなかなか。
愛想も良いし、若いのに頑張っているなって好感が持てました。

この彼女もよかった。
彼女が持っているのは、私のメインコースのお肉です。
コートデボーフ
Cote de boeuf
Edge’s rare breed double beef rib (for two guests 30 minutes)

骨付きのリブの部分を焼いてもらうお料理で、2人分です。
(焼くのに30分かかりますって但し書きが・・・)

「お肉が大好きなの」っていう人がメンバーにいたら、迷わずシェアしちゃいましょう。
ちゃんと切り分けて、お皿に持ってきてくれます。
焼き加減もちょうどいいし、柔らかくって、しっかりした味のお肉でした。

これは、誰のお料理だったかな?
貝柱なのです。


Hand dived scallops

これは、3通り、お料理の仕方が選べます。
Moules marinières 
or
Salsa Verde, brown shrimps, Wirral cress 
or
Fennel, citrus, Kalamata olive

オリーブが見えるから、多分一番下(笑)

そして、デザートは、盛り合わせにしました。
これならいろいろ食べられるし。

Café Gourmand, 
a tasting plate of mini desserts and sweet bites


楽しいディナーでおなかもいっぱい。
そして、後は「上の階に上がるだけ」というのは本当にラク。

ホテルでディナーの一番良いポイントは、そこじゃないかな?
そうしてそのお部屋が、上に紹介したようなステキなお部屋だから、本当に大満足。
スタッフのサーヴィスもきめ細かいし、寛がせてもらっているってカンジです。

チェスターに来るのなら、ホテルはここでキマリです。

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