2012年11月25日日曜日

OPEN DAY

昨日は桃太郎君と一緒にレスターまでお出かけしてきました。
レスターは、ロンドンから約100マイル、北に上がったところにあります。

レスターにある、某大学では、桃太郎君が希望している、ある特定の職業につくための、かなり専門的なコースが用意されています。
イギリスでは、この分野なら、ここが1番。
いくつかの企業とタイアップしてのインターンなども用意されていますから、在籍中から実社会を垣間見ることもできます。
そして、ここの卒業資格は、イングランドで唯一、その業界で認められたディプロマなのです。
それだけに、入学希望者が多くて、去年も定員の50人に対して、約7倍の志望者。

卒業後3ヶ月以内に、70%が希望の職種について、就職率もほぼ100%だそうです。

昨日は実際にコースを運営している教授や学生に会って、いろいろ質問をしてきました。
キャンパスの中を歩いてみたり、学生寮を見てみたりすることもできます。
こういった、学校の下見のための開放を「OPEN DAY」とよびます。
大学だけではなくて、小学校や中学校などでも広く行われています。
住んでいる地域と離れている場合には、街の雰囲気など、気になる点は多いです。
そういったものはウェブサイトでは分かりません。

上の写真は駅からキャンパスまでのシャトルバスから撮ったもの。
キャンパスのいたるところにロリポップを持った人が立っていて、誘導なんかをしていました。
バスの中で、「わからないことはロリポップを持った人に聞いてね」といわれた桃太郎君。
「てっきりバスケットにロリポップを入れて、配っているんだと思ってた」ですって。
小学校の「OPEN DAY」じゃないんだから、そんなわけないじゃん(笑)
もう選挙権だってあるし、お酒も飲める桃太郎君、大人っぽいところも時々見せるようになりましたが、たまに、とんでもなくバカなことも言います。



実は、桃太郎君は、将来アーティストになりたいのです。
それで、現在は、ある芸術大学に在籍しています。

ただ、ひと言でアーティストといっても、いろんな種類のアーティストがいます。
テキスタイルや絵画、写真、彫刻、陶芸、数えだすとキリがありません。
たくさんのカテゴリーの中から、何が一番自分のやりたいことなのかを見つけるのは大変。
そこで、今年は広く浅くいろんなことにチャレンジしてみるコースを取っています。
特定の芸術コースに進学する下地なので「ファウンデーション」というのがコースの名前。

「自分のやりたいことを見つける」というのは、それほど簡単ではありません。
でも見つかった後は簡単。
何が必要かを調べて、ひとつひとつ、こなしていけばいいだけです。


桃太郎君、「OPEN DAY」の結果、ここの大学の某コースを第一希望にするようです。


桃太郎君の場合は、次の大学に提出するボートフォリオ作成がこれからの課題。
このポートフォリオ次第で、面接を受けることができるかどうかが決まります。

「OPEN DAY」で、教授がどんなポートフォリオを期待しているのかもわかりました。
前進あるのみです。


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