2016年11月15日火曜日

イギリスらしい食べ物といえば…

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観光中に、今日のランチは何が食べたいですか? 
そう尋ねると、
…イギリスらしいもの
って返事が返ってきます。

イギリスらしいもの、たくさんあります.
が、なかでもランチにおすすめなのはパイ。


パイはシチューをパイ生地の中に包み込んだものです。
ただ、お料理によっては、パイ生地がシチューの上に乗っているだけの時もあります。

また、生地の代わりにポテトの場合もあります。


先月からハンプトン宮殿のコースを取っているので、最近ここでランチを食べ続けています。
レストランのメインはとりあえず一通り食べたので、今日はチャペル横のカフェに行ってきました。

チャペル横のカフェは軽食のみ。

今日のスープとかパイが並んでいます。

寒い時には温かいものがうれしい。
こんなカンジです。
 
これはチキンとハムのパイ。

中身はクリームソースにハムとチキンがたっぷり。
付け合わせはサラダかグリーンピースが選べます。

お値段もリーズナブルだし、こんな風に包み込んであるタイプは持ち運びもできるのでお弁当にも便利。
具のいっぱい入った、おにぎりのイギリス版ってところ(笑)
コーニッシュパスティーなんかもパイの仲間です。

もちろんハンプトンコート以外でも手に入ります。

主要駅にはパイのお店があったりもするので、是非一度試してみてください。





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2 件のコメント:

phary さんのコメント...

パイといえば、ハンプトンコートのキッチンで印象に残ったのが、当時はパイ生地は器との役割をしていたから生地は食べなかった、そのため毎日かなりの数のパイが作られていたという説明です。それとキッチンに並んだかまどが結構機能的だった(煮炊きができるだけでなくグリルとしても使えた)ということ、ローストした肉はすごく高級な料理だったということも説明を聞いてなるほどと思いました。蝋細工のお肉にはちゃんとローストしたときの穴まであって面白かったです。
時間があったらハンプトンコートのパイを食べてみたかったです。

miki bartley さんのコメント...

Pharyさん、こんにちは。
当時はあのキッチンで最低600人、多い時では1000人の食事を1日2回供していました。
飲み物やお料理のためのお皿など膨大な備品が必要でした。シチューを提供するための、オーブンに入れても大丈夫な器を何百も用意するのは大変だったようで、そこで考え出された方法です。
現在のパイ生地のように、大量の油分を練りこむわけではなく、小麦粉と水だけを練って作った生地です。
なので、焼いた後は固すぎて食べるのには不向きだったといわれています。
上の皮を取って、中のシチューのみ食されました。
現在ハンプトン宮殿で売られているパイはちゃんと皮まで食べられますよ!

ロースト料理が高級なのは人手。串を回す屈強な料理人が必要常時必要だからです。
一番安いのは煮込み(スープやパイ) 次いでグリルやベイク、そしてロースト(焙り肉)。
食事の75%は肉でした。
カトラリーは自分のものを使う習慣でした。お金を持っている宮廷人たちは、こぞって凝った作りのカトラリーを使って自慢したそうです。